2013年 09月 03日
コテージ・ノッツハウスに泊まってきました。その2 |
ノッツハウスの良さは、そのさっぱりとしたサービスにもありました。
基本は、ゆったりした建物全体の占有使用と、セルフサービスの朝食、気持ちの良い寝具一式です。
厚手のパジャマ(夏といえども開田の朝晩は寒い!のです.)、タオル、歯ブラシセットは持参しなければなりません。タオルの備えがあったらちょっとうれしいんだけど、とも思うのですが、歯茎の裏側を傷つけてしまう歯ブラシや水を吸ったら手ぬぐいのようになってしまうタオルが備えられているよりずっとよいのです。
セルフサービスの朝食って?
パン、バター、ジャム、コーヒー(豆をひいたものとカップ毎にドリップするものとの両方)、紅茶、牛乳、その上フルーツがそれぞれ冷蔵庫に用意されています。
むろんパンは冷蔵庫の中ではありません。(笑)
遅い朝。パジャマのままで目をこすりながらコーヒーメーカーのスイッチを入れる、という休日の風景が、開田高原の緑の空気の中で再現されるというわけです。
高窓から差し込む朝日と流れ込む緑の香りも、朝のテーブルへのプレゼントです。
お皿もカップも棚から自由に出して使います。
野菜サラダやジュースを望まれる方は、自ら用意します。ハムソーセージや玉子も。
IHヒーター、電気ポット、コーヒーメーカー、オーブン、フライパン、鍋など一式は完備されていますから、
別メニューをご所望の御仁(例えばアレルギーの方など)にも対応可能です。
セルフですから当たり前ですね。(笑)
夕食もつくるの?
夕食も求めれば事前のオーダー(2000円/人からで、肉魚の希望も聞いてくれます.)で用意していただけますし、場合によってはフレンチのディナーを出張料理でお願いすることも出来そうです。出張料理はフレンチシェフのスケジュールにもよるようで、料金はその都度問い合わせの必要がありました。
ゆるいサービス
ノッツハウスの利用の仕方は、食事やその他のサービスがすべて完備されたリゾートホテルとも部屋のみを占有使用するペンションとも違うものでした。
きっちり整備された施設と完璧なサービスを旨としたリゾートホテルやおもてなし旅館にある、華やかさやある種の窮屈さがここにはありませんでした。
ホテルやペンションでは、部屋を出るときには一応身なりをあらため、部屋に鍵を掛けて出なければなりませんが、パジャマそのままでLDにもテラスにも出て行ける「ゆるさ」は「ノッツハウス スタイル」とでも言うような、ひと味違ったリゾートライフを楽しむことが出来そうに思いました。
そんな「ゆるいサービス」で、宿泊料金は5000円/人(セルフ朝食付き、税別)ですからとてもリーズナブル!に思えました。
宿泊したなか日は、雨の一日。冷え込みには薪ストーブに火が入り、寝室と洗面室には床暖房が効いていました。これから季節に向かっても大丈夫という感じでした。
今春にオープンしたばかりの建物ですが、「ピカピカ」のカドカドしさがありません。
アンティークの扉などが使われている為かも知れませんが、
オーナーの集められた家具やその他のもののしつらえによるところが大きいと思いました。
紅葉の秋の開田高原。ひと味違うリゾートライフ、過ごしてみては如何でしょう?
な〜んて、ちょっと売り込みすぎかな?(笑)
by k_watarow
| 2013-09-03 13:11
| みる・きく・かじる